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歴史通は人間通
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9 明治維新から敗戦まで

『歴史通は人間通』
[著]渡部昇一 [発行]扶桑社


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◎明治維新のエネルギー

 明治維新のエネルギーとなったものは何であったのか。

 日本史の教科書によると、幕府が三百年来の鎖国を破って開国したことに対する武士層の反発が、当初、攘夷(じょうい)という外人排斥(はいせき)運動を起こすことになった。それが、徳川幕府に再び鎖国をする意志も、実力もないことがわかると、さらに幕府の支配体制そのものの批判を生むようになり、攘夷思想は王政復古(天皇親政)を意図する尊皇(そんのう)思想と結びついていく。そしてその結果、長州、薩摩(さつま)の若手武士を中心とする勢力によって江戸城は開け渡され、大政奉還(たいせいほうかん)(一八六七年)にいたるとされている。

 しかし、これはあまりにも日本国内の内圧を重視した見方であり、私は明治維新の真の誘因は、西欧の近代精神という一種の魔物の世界的な拡散という外圧に求めなければならないと思う。すなわち、明治維新とは、西欧の近代化の波が神話以来の国・日本とぶつかったときに、どのような形態が可能であったかということの、一種の成功した反応だと考えている。

   『歴史の読み方』

◎世界史における明治維新の意義
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