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歴史通は人間通
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11 世界の中の道義国家・日本

『歴史通は人間通』
[著]渡部昇一 [発行]扶桑社


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◎二十世紀を二十一世紀に橋渡しした国

 二十世紀を二十一世紀に渡すことに成功したのは日本だという見方が成り立つ。というのは、二十世紀の初年と、二十一世紀の初年を比べてみると明瞭である。二十世紀の初めごろは、人種差別が当然であった。進化論が不当に拡大されて、人類進化の順序は、類人猿、黒人、褐色人、赤色人、黄色人、白人となっていると感じられていた。その差別意識の根源は、近代の数学や自然科学や近代工業は、目の青い白人にしかできないと思われていたからである。そして日本人以外の有色人種もそう思い込んで白人支配を当然と受け入れるようになっていた。

 しかし、日本がたちまち欧米の数学、自然科学、近代工業をマスターして、ヨーロッパ先進国もできないような近代的な大戦争をすることができることを世界中は見たのだ。皮膚の色と進化程度は関係ないことが皆にわかった。それで二十一世紀になった時には「各民族は平等」ということが、国連でも公理になっている。この「公理」は日本人が地球にいなかったら、半永久的に認められることはなかったであろう。

   『日本人の底力』

◎日本人の血族意識

 戦後になると、日本人はいろいろな面で“開かれた民族”になったが、“血”に関しては、依然として神話時代以来の感覚を所有している。
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