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歴史通は人間通
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18 充実した老後を生きるための知恵と工夫

『歴史通は人間通』
[著]渡部昇一 [発行]扶桑社


読了目安時間:14分
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◎老後のイメージ・トレーニング

 自分の老後についてのイメージ・トレーニングを意識してやっている人は少ないようです。できれば十代、二十代から、遅くとも三十代、四十代にはじめないと、老齢になった時に間に合わないかもしれません。

   『老年の豊かさについて』

◎平生の心がけ
「人間」のことを英語では多少ふざけてmortal(モータル)と言うことがある。

 この単語の語源はラテン語mors(モルス)(死)から来ている。だからmortalは「死すべき者」というのが原義である。しかり、人間はみな「死すべきもの」である。

 そんなことはわかっている。しかし死ぬまでの時間を、延長したり、また延長した時間をよりよく生きる工夫があるのではないか。そういう工夫をやった人は昔から多くあった。また、そうするために有効な方法の研究も最近では進んでいる。そういうことに比較的若い頃から関心を持っていた人と、そうでない人とでは、還暦前後からの老いの緩急の度合や、老いの質が違ってくるのではないか――というのが私の観察するところである。それは従事してきた仕事の種類にもよるが、若い時からの「平生の心がけ」が老齢にさしかかってから大きな差を産むことに違いはないであろう。

   『老年の豊かさについて』

◎内なる声に耳を傾ける
「完結した」などと思う前に、自分の内なる声に耳を傾けなければダメなのです。何かやりたいことを抑えてきたものがあるはずなのですから。

 しかし、思い違いしてはいけないのは、今の自分自身のキャラクターは、もちろん大切にしなければいけないということです。その人のキャラクターは、これまで何を殺してきたかということで作りあげられてきたわけです。
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