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9 世界最古の印刷物──百万塔陀羅尼経(法隆寺)

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:6分
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9 世界最古の印刷物──百万塔陀羅尼経(ひやくまんとうだらにきよう)(法隆寺)


由緒正しい逸品中の逸品

 日本の百万塔陀羅尼経(ひやくまんとうだらにきよう)は、世界的な書物コレクターの間でもこれを持っていれば別格の扱いを受ける逸品だといわれることがある。

 百万塔陀羅尼経は現存する世界最古の印刷物である。だが、それだけが特別扱いを受ける理由ではない。というのも、法隆寺には今も四千六百余りが現存しており、明治期に、法隆寺は同寺へ寄付を行った全国の篤志家に証書とともに一部を譲渡していた。それゆえ、百万塔陀羅尼経は世界最古の名品でありながら一般にも流出した非常に珍しい品である。それも、世界最古の木造建築・法隆寺から証明書付きで流出していたのである。

 これほど由緒正しく、素性の良い世界最古の品が今も一般に伝わっているというのは滅多にあることではない。同経は日本文化の古さや途切れなく今に続いている継続性がよくうかがえる逸品中の逸品なのである。

 そもそも印刷の技術は、中国唐代の木版印刷にその源流があるといわれている。
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