読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1061232
0
日本史の中の世界一
2
0
0
0
0
0
0
歴史
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
20 日本の庭園の美しさ──『作庭記』

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:6分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



古墳時代に庭園がつくられていた!

 日本の庭園は、池、流れ、島、築山(つきやま)、石組、植栽という日本の風景を感じさせる要素から成り立っている。それを縮景、借景と組み合わせてつくり、また神道や仏教などを形態的に取り入れて、世界でも独自な庭園を形づくってきた。

 その重要性は平安時代の造園術を集大成した『作庭記』(十一世紀)という専門書が出されたことでもわかる。庭園の作法をこれだけ詳細に論じた書物は世界にもない。そこには「国々の名所を思ひめぐらして、おもしろき所々をわかものになして、おほすがた(だいたいの形)をその所々になずらえて(似せて)、やはらげたつべき也」と、日本の庭園の独自性を自ずから語っている。庭園が、日本の風景を意識したものだというのだ。しかしこうした庭園書が書かれた背景には、すでに日本にそのような実績があることを示している。

 中国では稲作文化の広がりとともに、家屋の前に庭が作られ、動物を飼育する(ゆう)や、果樹を植えた園が造られていった。西周から東周(春秋、戦国)にかけて、宮苑園林ができ、秦の時代に至ると神仙思想を信じた始皇帝によって大規模な上林苑(じようりんえん)が造成された。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:2323文字/本文:2825文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次