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日本史の中の世界一
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歴史
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21 桜を愛する国民の「花見」の文化

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
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花の下にて春死なむ

 花を愛でることは、世界中で行われている。日本の「生け花」も一般化している。しかし日本の「花見」となると、やや特殊なものとなる。今日でも続いている日本人の「花見」は、これを単に風俗と見なすか、特有な文化と見るか、疑問であろうが、やはりこれは立派な宗教・文化である、といった方がいいように思える。そこから生まれるのが信仰であり文学であるからだ。
「願はくは 花の下にて 春死なむ その如月(きさらぎ)の 望月のころ」という歌の深い心境はおそらく世界でも、日本人にしかわからないであろう。十二世紀の西行法師が、吉野に旅した時、桜花への思いを歌った有名なものであるが、仏に帰依するより、自然に帰依する信仰を歌っているのである。まさしく神道の自然信仰そのものといってよい。それは単に美しく死ぬというものではなく、自然の神になる、という意味を含んでいるからである。
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