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日本史の中の世界一
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歴史
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27 玉川上水──十七世紀の江戸の土木技術

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
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新都・江戸の建設がもたらした水不足

 豊臣秀吉の命令で、徳川家康は本拠地の三河から関東の江戸に支配地を移された。三河は徳川家発祥の地であり、そこの農民層を基盤に、家康の部下の武士たちの生活基盤があった。支配地を移されるのは、植物が移植させられるようなものである。気候や土壌が違っていたら、植物は枯死する。

 家康は関ケ原の戦いに勝って、十七世紀に幕府をつくることになっても、もはや郷里に帰ろうとはせずに、関東を全国支配の本拠地に定めた。諸大名に金と労力・物資を提供させて、江戸城と江戸の町の本格的な建築を始めた。いわば新しい首府の建設である。

 家康は首都の住民たちのために、河川を整備して、湿地を人の住める場所にし、排水用の堀を利用して、水運を可能にして、物資の集配に便を計った。

 しかしそのようにしてつくった下町は、もともと大人口があった場所ではない。
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