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日本史の中の世界一
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歴史
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30 江戸時代、二六八年間の安寧

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
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なぜ江戸時代は平和だったのか

 江戸時代の二百年余にわたる持続的な平和は、世界史的なレベルにおける文明的偉業と呼んでいいだろう。

 ことに島原の乱が終結した一六三八年から幕末の禁門の変が起こった一八六四年までの二百二十年間、内戦もなければ対外戦争もないという完全平和の状態を達成していたのである。内戦も対外戦争もない二百年間というのは、日本史はいうまでもなく、世界史的に見てもほとんど唯一の事例であった。

 この持続的平和の理由を考えたとき、国際的な条件として挙げられるのが、いわゆる「鎖国」である。だが実際には、徳川時代の日本は国を閉ざしていたわけではなく、「四つの口」を通して国際関係を取り結んでいた。すなわち、長崎口、対馬口、薩摩─琉球口、松前口の四ルートである。

 長崎では中国(清)・オランダの二国との貿易が、対馬口では朝鮮国との間で国交と貿易が、薩摩口では琉球との間で使節の往還と交易が、松前口では蝦夷(えぞ)地・千島・沿海州方面との交易が行われていた。
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