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日本史の中の世界一
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歴史
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40 長さ世界一の木造歩道橋──静岡・大井川の蓬莱橋

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
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明治維新の隠れたエピソード

 江戸時代、大井川下流部の架橋は禁じられていた。その理由は、江戸防衛もあるが、川幅が千メートルにもなろうとする川に橋を架け維持管理するよりも、平生は深いところでも一メートルほどの浅い川を、人手をかけて渡らせたほうがよい、という経済的理由も大きかったようだ。大井川の両岸、東の島田宿、西の金谷宿に、合わせて千三百人ほどの川越人足がいた。明治三年(一八七〇)にその川越制度は廃止され、舟、橋が許可され、人足は職を失った。

 今ではこの付近に多くの橋があるが、その一つに、徒歩と自転車のみ通行を許される木造の「蓬莱橋(ほうらいばし)」がある。全長八九七・四メートル、幅二・七メートル、世界最長の木造歩道橋である。通行は有料で、大人百円、子供十円、定期もあって一カ月八百円である。明治十二年(一八七九)に架けられ、大井川西側に広がる牧ノ原台地と、東側の島田の町を結ぶ、農道兼生活道路としての橋であった。
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