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日本史の中の世界一
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歴史
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42 パリ講和会議で人種差別撤廃を訴えた日本

『日本史の中の世界一』
[責任編集]田中英道 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
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採択されなかった人種差別撤廃の日本提案

 今日、地球上に人種差別を公然と行う国は存在しない。

 しかし、世界の歴史を振り返るとき、人種差別こそは世界史を動かしてきた最も根源的な力ではなかったか、との思いは禁じ難い。その代表的なものが白色人種の、有色人種(黒人や黄色人種)に対する人種差別であろう。

 例えば、大航海時代は白人が黒人を平気で奴隷にした時代だった。十六世紀以降、三世紀にわたる奴隷貿易の結果、アフリカ大陸からは一千万人以上の黒人奴隷が新大陸に渡ったといわれている。今日もアメリカなどに残っている黒人差別の問題は、ここに胚胎(はいたい)している。一方、十九世紀から二十世紀にかけての帝国主義の時代は、白人が黒人や黄色人種を支配し、搾取(さくしゆ)した時代であった。それを正当化するために、「優等人種である白人が、劣等人種である有色人種に文明を与えるのは責務である」という白人優位の主張がなされたが、その根底に人種差別感情があったことは明白である。
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