読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1061643
0
だてマスク依存症〜無縁社会の入口に立つ人々〜
2
0
0
0
0
0
0
ルポ・エッセイ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
◎イジられキャラという装い

『だてマスク依存症〜無縁社会の入口に立つ人々〜』
[著]菊本裕三 [発行]扶桑社


読了目安時間:7分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 佐藤さんと話していると「○○ですよね?」という言葉が多いのに気づく。

 2000年代中頃から、若者の会話に「語尾上げ言葉」や「半疑問形」が増え始めた。

 これらの新しい話法は平叙文や単語の語尾のイントネーションを上げることで、自分が話していることを「聞いてますよね?」、話している内容が「合ってますよね?」と確認するために生まれたといわれている。つまり、自分が言っていることがすぐに承認されないことに不安を感じるのだ。

 だから、発言内容に自信が持てないときや断定を避けたいとき、あえて曖昧な「語尾上げ言葉」や「半疑問形」を使うことで若者はニュアンスを和らげているとされた。当時、こうした言葉遣いは若者気質の弱さの表れと指摘され、さらに日本語の乱れだとして批判する向きも多かった。こうした考え方がすべて正しいとは言わないが、佐藤さんが発する「○○ですよね?」という言葉からは自分の正当性を確認するニュアンスが感じられるのも事実だ。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:2878文字/本文:3291文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次