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だてマスク依存症〜無縁社会の入口に立つ人々〜
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ルポ・エッセイ
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あとがき

『だてマスク依存症〜無縁社会の入口に立つ人々〜』
[著]菊本裕三 [発行]扶桑社


読了目安時間:2分
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 本書を作るにあたっては、正直、自分の中で少し葛藤があった。

 それは現在、私はカウンセラーを務めているが、カウンセラーの持つ一般的なイメージを損なうのではないかということだった。だってやっぱりカウンセラーといえば、優しくていい人が就く職業のような気がするだろうから……。

 特に春日武彦先生との対談では書籍に掲載されるということは頭に無く、「春日先生にいろんなことを聞いちゃおう」と言う思いだけだった。春日先生、ごめんなさい。

 今回は[だてマスク]や“仮面”について思うことを記したが、現場でのやりとりの中では、「なぜ、そんなことでいちいちマスクや仮面をつけるのか」と言う人間もいる。でもそれは、問題が大きいからつけるとか、小さいから大丈夫だろうというほど単純ではないのだ。つけなければ自己が崩壊してしまいそうな人がいること、それを周りの人間がまったく気づいていないということが、書き進めていくにつれて、よくわかった。

 読んでいただいた皆さんも、もし周囲にいつもマスクをつけている人がいたら、何げないひと言をかけて、耳を傾けてあげてほしい。そこから、いろんなことが解決するような気がするのだ。時間はかかると思うが……。その一歩が大事なのである。

 

 そして私は今日、「いい人であるところのカウンセラー」から「いいところもあるけど悪いところもたくさんあるカウンセラー」であることを宣言する。実に気持ちがいい!

 私のスタッフは私の事をよく知っているから、私が「これは言ってもいいんじゃない?」と暴走しそうになっても、「駄目です」とキッパリ言い切ってくれる。そのときは「私のスタッフ教育は間違っていなかった」と思う一瞬でもあるのだ。……嘘。

 最後に今回本当にお世話になった扶桑社の樋口淳さんをはじめ、メールを送らなければいけないのに、すっかり忘れて釣りに行ってしまった私を一切責めなかったライターの齊藤武宏さん、本書での私の暴走を止めてくれる朝倉ゆかりさん、そして、最後まで笑顔で私のくだらない質問に答えてくださった春日武彦先生、本当に有難うございました。心から感謝いたします。

 ということで、また塩大福を買いにいってきます。

 

 平成23年5月吉日
菊本裕三
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