読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1062750
0
ニッポン犯罪狂時代
2
0
0
0
0
0
0
ルポ・エッセイ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
・危険な国ニッポン、激増する外国人犯罪

『ニッポン犯罪狂時代』
[著]北芝健 [発行]扶桑社


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



 もはや、日本が治安大国であるなどと言う人は一人もいなくなった。実際に生活している中での体感治安の悪化はありとあらゆる世論調査が示している。

 その大きな理由の一つに外国人犯罪が挙げられよう。センセーショナルに報道される一方、現状はどうかと統計を見てみると、やはり着実に増加している。

 外国人による一般刑法犯(道路上の交通事故に係る危険運転致死傷罪を除く)の検挙件数は平成一一年をピークとして二年連続して減少したが、一四年以降、再び増加しており、一六年は過去最多の四万一八三六件(前年比一一・五%増)となった。このうち、来日外国人による一般刑法犯の検挙件数は三万二〇八七件(同一七・七%増)、検挙人員が八八九八人(同二・〇%増)で、いずれも昭和五五年以降過去最多。その中でも、窃盗の二万七五二一件、強盗の二六九件がともに急激な勢いで伸びている。平成二〇年度でも外国人の検挙は七一四八人だ。犯罪の凶悪化が進んでいるのだ。

 来日外国人による一般刑法犯の検挙件数を過去五年間で比較すると平成一七年度版犯罪白書でも全国で三九・八%も増加している。もはや一刻の猶予も許されぬ伸び率である。

 来日外国人による犯罪は、当初、首都圏において集中的に発生したと指摘されているが、最近では地方の増加が目立つ。外国人犯罪はもはや国家的規模に広がっている。


 外国人犯罪が多発することにより、新たな犯罪用語まで一般社会に普及した。誰でも知っているものではピッキングが挙げられる。

 これは耳かきのような細長い器具を使用し、鍵シリンダー部分を操作して解錠するものだ。慣れている者なら二、三〇秒でドアを開けてしまう。慌てて自宅の鍵を付け替えた人も多かっただろう。だがそんなものでは何の用心にもならない。一般家庭やマンションを対象にした窃盗では、バールをドアの隙間に入れて丸ごと破壊するケースが続出した。

 その他にもサムターン回しという方法もある。ドアの新聞受けから器具を挿入し内側から鍵を解錠する。ドアの側面部に穴をあけ、特殊器具を使用して内鍵を外す場合もある。

 プライヤー破壊も大胆な方法だ。円筒状の鍵などを大型プライヤーで挟んで、そのまま破壊してしまうのである。

 いくら鍵の細工をより厳重にしたところで、彼らは目星を付けた襲撃対象は逃さない。公共料金や宅配便を装うケースも続出している。


 一時は流行語にもなった「カネカネキンコ」というフレーズ。外国人犯罪が多発する以前は「金庫破り」と呼ばれ、文字通りその場で金庫を開けたものだったが、昨今は金庫ドロであり、そのまま持って帰るという荒っぽい手口が増えている。一〇〇キロ近くあるものでも、毛布に載せて滑らせながら手際よく持ち去ってしまう。

 彼らは一般の会社をあまり狙わない。ターゲットはドラッグストア、パチンコ屋、ホームセンターなどである。こういった事業所は事務所が店舗の一部に置かれていて、場所を特定しやすいからだ。狙い目は日曜の夜から月曜の朝にかけてが多い。多額の現金を保管している可能性が高いからである。

 自動車の窃盗も昨今、ひんぱんに報道されている。彼らにとって道路に駐車してある高級車は、そのままお金が置いてあるように見えるらしい。

 イモビライザー(盗難防止装置)が付いているからといって、安心してはいけない。彼らは車の下にもぐりこんで直ぐに解錠してしまう。

 国外へ売り飛ばす際、税関もたくみに突破してしまう。精巧な偽造書類を作成したり、事故車とナンバープレートを入れ替えたりと様々な手法を凝らし、ぬけぬけと海外へ移送してしまうのだ。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:1480文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次