故郷秋田県の人口減が止まりません。毎年1万人ずつ減り続けています。就職口がないため、都会の大学に行った若者が戻ってきません。地方の県はどこも同じのようです。東京だけが地方の人口を吸い上げて発展していると思います。都会育ちの友人に話してみたところ、「インフラ整備等の点では人口は集中していたほうが効率がいい」と言われました。たしかにそうかもしれません。迷います。こうした状況をどうお考えですか? グローバルな国際競争のなかで、また日本全体の人口が減っていくなかで、人口の大都市集中と地方の衰退はやむを得ないのでしょうか? 佐藤さんのお考えをお聞かせください。