佐藤 優 (さとう・まさる)
'60年、東京都生まれ。'85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。'95年まで在英日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、外務本省国際情報局分析第一課に。主任分析官として活躍したが、'02年に背任と偽計業務妨害の容疑で逮捕・起訴。東京拘置所に512日間拘留されることに。'09年、最高裁で上告棄却されたことにより有罪が確定し、外務省の職を失う。作家としては『国家の罠外務省のラスプーチンと呼ばれて』('05年・新潮社)で毎日出版文化賞特別賞を、『自壊する帝国』('06年・新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。このほかにも『「ズルさ」のすすめ』('14年・青春出版)、『日本国家の神髄』('15年・扶桑社)など著書多数