読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1063936
0
革命的飲酒主義宣言
2
0
0
0
0
0
0
ルポ・エッセイ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
VOL.033 2010.03 村上春樹の一人勝ち。同世代の元スター作家たちは今どこに

『革命的飲酒主義宣言』
[著]坪内祐三 [著] 福田和也 [発行]扶桑社


読了目安時間:12分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 

    『1Q84』第3部発売/村上春樹氏曰く「10歳で出会って離れ離れになった30歳の男女が、互いを探し求める話」である『1Q84』。'09年5月に刊行され合計240万部を突破したBOOK1・2に続き'10年4月に刊行されたBOOK3は、発売前から話題が過熱。アマゾンでは予約開始と同時に総合1位となり、発売後12日で100万部に達した。



 

 
坪内 『1Q84』の第3部が、4月16日に発売されるでしょ。
福田 上下巻で完結だと思って書評を書いたのに。また出るっていうからなぁ。
坪内 でも福田さんは、「続編があるんじゃないかな?」と言ってたよね。
福田 まあね。村上春樹は、『ねじまき鳥クロニクル』で前科があるから。1、2部のあと、ずいぶんたってから第3部を出したでしょう。
坪内 今回は、初めから、第3部を出すつもりで書いていたのかなぁ。
福田 わからない。3部は初版50万部だって。すごいよ。
坪内 でも手堅いよね。もちろん、初版50万部はものすごい数だけど、『1Q84』は上下巻で230万部だからな。
福田 今回新潮社は「地方の書店に気を配る」という話だよ。ほら、『1Q84』が売り出されたとき、特に地方の書店は、品切れ続出だったでしょ。笑ったのは、あの時期、東京の某出版社が、全国の書店さんを招いて会をやったら、かつてない高出席率だったんだって。なぜかというと、上京した書店の社長とかが、新潮社を訪ねて「ウチに『1Q84』を回せ」と催促するためだったという。

 伝説の作家が、その数奇な人生の幕を閉じた。J・D・サリンジャー。'65年に最後の作品を発表して以来、邸宅に引きこもっていると思われていたが――訃報によると、晩年は教会に通い、地域コミュニティにも参加していたという。
坪内 1月27日にサリンジャーが91歳で死んだけど、そのときの日本の新聞記事は、必ず村上春樹を引き合いに出してたね。でも、村上春樹がサリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を訳したのは、わずか7年前なんだよ。むしろ、それ以前の村上春樹って、サリンジャーに対してかなり批判的だったでしょ。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4780文字/本文:5677文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次