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革命的飲酒主義宣言
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ルポ・エッセイ
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VOL.048 2010.08 「大阪寿司」の隠れた名店が浅草のこんな裏道にあったとは

『革命的飲酒主義宣言』
[著]坪内祐三 [著] 福田和也 [発行]扶桑社


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    「消えた老人」問題/'10年7月、東京都足立区で生きていれば111歳とされる男性の白骨死体が発見され、遺族共済年金を受け取っていた長女と孫が詐欺容疑で逮捕された。この事件を受け、法務省が'10年9月に発表した調査結果によると、戸籍は存在するが現住所が確認できない100歳以上の高齢者は、全国でなんと23万4354人にも上った。



 

 

 残暑厳しき8月某日。東京文壇屈指の大阪寿司フリーク、坪内祐三が、知る人ぞ知る浅草の名店にやってきた。大阪寿司で冷酒をやりながら、アウトローズは夏の話題の総ざらえに狙いを定めた……乞うご期待!
坪内 ここ、前から来たかったんですよ。
福田 酔っ払う前に言っとくと、「芋吸」は食べたほうがいいです。あと、ハモの小鍋かな。
坪内 このお店、ライターの伊丹由宇さんの『食の狩人 こだわりの店100』(小学館文庫)に出てたでしょう。メディアに出てない店ばかりフィールドワークした本で。
福田 ワタクシは、今日が5回目ぐらいかな。最初、『en‐taxi』で今、呑み屋の連載してる奥祐介さんに連れてきてもらったの。あの人、この手の書き手としては、一番の強豪だよ。今時、銀座でいい蕎麦屋なんて見つけられない。この店だって、不便なところだし、だいたい「468(ヨーロッパ)」って店名で「え〜?」と思うでしょ。ところが、入ってみたら、旨い大阪寿司が出てきて。
坪内 いやあ、うれしいよ。オレね、大阪の箱寿司って一番好きかも。東京でやってるとこはわずかだけど。
福田 前も行きましたもんね、西麻布の大阪寿司の「梅好(ばいこう)」。ルーマニア大使館の近くの。
坪内 うん。おいしかった。神楽坂の有名店「大〆(おおじめ)」は、お寿司はそこそこうまいんだけど、インテリアが嫌でさ。変なロココ調なの。「大〆」って明治創業だけど、天皇が京都から東京に移動してきた明治時代は、天皇が召し上がるかもしれないからってことで、大阪寿司の店がけっこうできたんだよ。
福田 お酒ください。加賀鳶。
坪内 でも最近は、関西でも押し寿司を食べなくなってるんだよねえ。
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