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ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>
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雑学
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爆縮の仕組み

『ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>』
[著]多田将 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:6分
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 インプロージョン型原子爆弾の仕組みをもう少し詳しく見てみましょう。


 核分裂反応を開始させるイニシエイターですが、これは、爆縮レンズによってコアが圧縮された瞬間に起動させるのが望ましいです。ところが、ガンバレル型のように、ポロニウムとベリリウムとの間に空間を空けることが出来ません。そこで、空気ではなく、間に金属を入れるのです。イニシエイターについてお話しした際、α線は、金属であれば、数㎛から数十㎛の厚みで遮蔽出来ると話しましたが、これくらいであれば、薄い金属箔か、厚い鍍金で充分です。ポロニウム球の外側に鍍金をするか箔を貼り付けるかし、それをベリリウム球で覆います。こうすれば、この状態ではα線は遮蔽され、イニシエイターは起動しませんが、爆縮レンズが稼働し、コアを圧縮したときに、コアの内側にあるイニシエイターも圧縮され、その圧力で鍍金や箔が破れ、ポロニウムから放出されるα線がベリリウムに照射され、ベリリウムから中性子が放出されるのです。

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