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ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>
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雑学
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核融合を利用する水素爆弾

『ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>』
[著]多田将 [発行]イースト・プレス


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 ここまでで核分裂反応を利用した核兵器、原子爆弾のお話をしましたので、次は、核融合反応を利用した核兵器、水素爆弾のお話をしましょう。


 核融合反応を利用した核兵器には、幾つかの利点があります。原子爆弾の場合、臨界量という概念がありました。そして、運搬しているときには臨界量以下(あるいは臨界に達しない条件)となっている必要があるのに、起爆させたいタイミングでは、臨界量以上(あるいは臨界を超える条件)としなければなりません。この制約があるために、小さ過ぎても駄目、大き過ぎても駄目と、爆弾が爆発する際に放つエネルギー、核出力(Nuclear Yield)が、ある程度の範囲内に留まってしまうのです。その点、核融合には臨界量はありませんから、より巨大な威力の爆弾がつくれるのです。


 図47は、人類史上最大の核爆弾、ツァーリ・ボンバ(Царь Бомба)です。ソヴィエト連邦が開発しました。その核出力は何と57Mtもあります。しかも恐ろしいことに、これは実際に大気圏内核実験で使用されました。




 1961年1030日、北極圏にあるノヴァヤゼムリャ(Новая Земля)という場所に投下され、爆発しました。

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