読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1064968
0
恋愛で「成功する」「失敗する」を分ける七つの法則
2
0
1
0
0
0
0
恋愛
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
夢を描く……すべてはそこから始まる

『恋愛で「成功する」「失敗する」を分ける七つの法則』
[著]植西聰 [発行]扶桑社


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
1
| |
文字サイズ


 夢――。

 この言葉を目にするたび、耳にするたび、私は古代のマケドニアの英雄、アレクサンダー大王のことを思い出します。

 今からおよそ二三〇〇年ほど前、三万五〇〇〇もの大軍を率いたマケドニアの王・アレクサンダーは、ユーラシア大陸を遠征するにあたり、土地や財産を全部処分し、家臣たちに分け与えたことがありました。
「そんなことをしたら、大王様は無一文になってしまう……」

 不審に思った家臣たちが口々に言いました。側近の一人が「大王様はご自分のために、何をお残しになるのですか?」と尋ねたところ、アレクサンダー大王はこう返答したといいます。
「夢と希望だ」

 アレクサンダー大王の器量の大きさを改めて思い知らされたその側近は、「それでは、私にもそれを分けていただけませんか?」と言って、自らも土地や財産を処分したといわれています。

 その後のアレクサンダー大王の軌跡は歴史が物語る通りで、エジプトやペルシャといった大国を撃破し、遠くインドにまで遠征を試みました。間もなくして、熱病のため、志半ばにして倒れてしまい、遠征も途中で終わってしまうわけですが、ヘレニズム(ギリシア風)文化がアジアの方に伝わるきっかけをつくるなど、東西の文化的交流を押し進めた点においては、まさに人類の歴史に残る功績を打ち立てたといっても過言ではないでしょう。

 もし、アレクサンダー大王がユーラシア大陸遠征という大きな夢を抱いていなかったら、父親から受け継いだ王位と領土だけで満足し、歴史の扉は開かれないままになっていたかもしれません。

 所変わって、今からおよそ一〇〇年ほど前、報知新聞に「百年後の日本はこうなる」という記事が掲載されたことがありました。そこで「庶民の暮らしはこんなに便利になる」と予言されたことの大半が、驚くべきことに、今、現実と化しているのです。

 一例を紹介すると、
「東京と大阪の間を三時間足らずで行き来できるようになる。それは馬など及びもつかないくらい早い乗り物(東海道新幹線)だ。その気になれば日帰りだって十分可能になる」
「人力車の代わりに、灯油(ガソリン)で動く車(自動車)が登場するだろう」
「そのうち、鳥よりも早く空を飛ぶ機械(飛行機)が登場する。それに乗れば、一〇日足らずで列強諸国漫遊の旅(ヨーロッパ旅行)ができるようになる」

 等々といったことが記されていたわけですが、これらは全部現実のものとなりました。また、もう少し身近な例でいうなら、「お腹が空いた時に、時間と手間をかけずに、すぐ食べられる物があったらいいのに…」という欲求があってできたのがカップラーメンをはじめとするインスタント食品なのです。人間の欲求、つまり夢が社会をつくり、文明をつくりだしていくことを、暗に示唆していたのです。

 その意味で、私がここでいいたいのは、すべては「夢を描く」ことから始まると断言していいでしょう。歴史を動かすのも、私たちが幸福な人生を送るのも、夢――上昇(願望)思考が原動力になっているのです。そして、この上昇(願望)思考を恋愛・結婚においても適応させることが、素敵な恋愛・結婚への第一歩となるのです。


この記事は役に立ちましたか?

役に立った
1
残り:0文字/本文:1293文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く
      この本の目次