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恋愛で「成功する」「失敗する」を分ける七つの法則
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マイナス思考は百害あって一利なし!

『恋愛で「成功する」「失敗する」を分ける七つの法則』
[著]植西聰 [発行]扶桑社


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 ミクロネシア諸島に古くから言い伝えられているこんな寓話があります。

 昔、チャモロ(ミクロネシアの原住民)の王様には、まったく性格が正反対の二人のお姫様がいました。姉の方はひどく心配性で、妹の方はかなりの楽天家でした。

 姉の悲観的な性格が余程気がかりだったのでしょう。王様は二人の姫の婿さがしに奔走し、姉には島一番の美男子を、妹には島一番の醜男を、引き合わせたのでした。
「上の姫はきっと喜ぶに違いない」

 そう思った王様は二人の姫の表情を見ました。するとどうでしょう。王様の期待とは裏腹に、姉は依然として暗い顔をしており、妹はといえば相変わらず嬉しそうな顔をしているのです。

 不審に思った王様は、翌朝、姫たちに、「お婿さんになる人は気に入ったかな?」と尋ねると、まず妹の方がこう返答しました。
「お父様、私は大変気に入りましたわ。確かに見栄え(外見)はパッとしませんが、それは私も同じです。だから、ちょうど良かった。似合いの夫婦になるんじゃないかしら」

 ところが、姉の方はこう言ってきたのです。
「お父様、私も大変気に入りましたが、また悩みが一つ増えました。あのような美男子、他の女性たちが放っておくわけがありません。夫婦になっても、きっと浮気するに違いありません。それを考えると今から憂鬱で、今朝も全然食欲がないのです」

 やがて二人の姫は結婚しましたが、間もなくして姉の方は重い病にかかり、亡くなってしまいました。姉は結婚後も、「夫は他の女性と浮気しているのではないか」とか「他の女性に夫を奪われたらどうしよう」と、たえず思い続けていたため、食欲がなくなり、それが元で病の床にふせってしまったからです。

 父親である王様は大いに嘆き悲しみ、葬儀の席で、「姫に美男子の婿さえ紹介しなければ、こんなことにはならなかったかもしれない。醜男の婿を引き合わせるべきだった」と、つぶやいたところ、王様の側近はこう言ったといいます。
「恐れ入りますが、結果はどの道、同じだったかもしれません。もし、醜男の婿を姫に引き合わせていたら、『私の一生は台無しだ』と嘆き悲しみ、ショックのあまり、もっと早くお亡くなりになっていたかもしれません。王様の気持ちもお察ししますが、これが姫の運命だったのです」

「マイナス思考、つまり悩み・不安・心配・怒り・悲しみといったネガティブな感情は、快適な日常生活の妨げになるばかりでなく、その人の体調まで狂わせてしまう」

 これはニューソートの指導者であり世界的な整形外科医でもあるマクスウェル・マルツ博士の言葉ですが、けだし名言といえるかもしれません。
「病は気から」ということわざもあるように、昔から「マイナス思考は身体に悪影響を及ぼす」といわれ続けてきましたが、近年、これが本当であるということが医学的(科学的)にも証明されつつあります。

 というのも、人が悩みや不安などを感じている時、自律神経系や内分泌系の働きに乱れが生じたり、過剰なストレスによって免疫力、つまり病気に対する抵抗力が著しく低下することが数々の臨床実験の結果、明らかにされたからです。そして、それがひどくなると、自律神経系、内分泌系、免疫力等にますます乱れが生じるようになり、ちょっとしたことで風邪をひいたり、お腹をこわしてしまうようになる。場合によってはガンや脳卒中などの成人病を併発する恐れがあるというのです。

 一方、「笑う門には福来たる」ということわざも医学的(科学的)に実証されつつあります。マイナス思考(ネガティブな感情)に陥っている時とは正反対に、人がポジティブな気持ちで愉快なことを考えていたり、リラックスしている時は、自律神経系、内分泌系、免疫力等の作用が活性化するため、身体が良好な状態になり、病気がしにくい体質になるというのです。

 これは健康に限ったことではありません。物事をクヨクヨ考える悲観思考に基づいた生き方と、物事を何でも良い方向に考える楽観思考に基づいた生き方とでは、仕事や対人関係、本書のテーマでいうと恋愛においても雲泥(うんでい)の差が生じてきてしまうのです。

 そこで、本章では恋愛成就に欠かせない楽観思考の強化法について解説してみたいと思います。


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