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バカで野蛮なアメリカ経済
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経済・金融
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■ロバート・ルービンがワシントンを変えた

『バカで野蛮なアメリカ経済』
[著]藤井厳喜 [発行]扶桑社


読了目安時間:8分
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 その後、経済が順調に成長軌道に乗ったところから、政権内におけるルービンの存在は、重きを成すようになる。

 1995年はじめにはルービンはベンツェンの後任として財務長官の座に就き、経済政策の中心人物となった。民主党は1994年の中間選挙で敗北を喫していたので、ルービンの手腕が大いに期待されたのである。

 ルービンの進言のもと、クリントンは「ウォール街に嫌われる党からウォール街に信頼される党」へ民主党を変身させた。ルービンは社会福祉プログラムの維持には賛成したが、人気取りの減税には反対し、赤字減らしに努力して、金融市場に好感をもたれる方向に政策を導いていった。



 ウォール・ストリートはルービンの手腕を絶賛した。ルービンが財務長官でいれば、高度で複雑化した証券化やデリバティブなどの金融商品を、連邦政府が取り締まる心配がなかったからである。

 それどころか、「規制から自由で強力な金融産業こそ、アメリカの経済力の源泉である」という確信が行政府のみならず、議会をも支配した。
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