スペンサー伯爵家の三女として生まれたダイアナは、一九八一年に、二〇歳でチャールズ皇太子と結婚。長男ウィリアムズ、次男ヘンリーをもうけるが、チャールズがかねてからの愛人と交際を続けたため、精神的に不安定になり、摂食障害を起こす。一九九六年、二人は正式に離婚。その翌年に、事故により三六歳で死去した。
二〇世紀最後のミステリー なぜ皇太子妃暗殺説は消えないのか?
◆皇太子と離婚後に事故死
チャールズ皇太子との結婚、そして長男と次男の誕生という幸せの絶頂を迎えたダイアナだったが、それも長くは続かなかった。夫のチャールズには以前から、カミラ・パーカー・ボウルズという愛人がおり、結婚後も関係が続いていた。