文教行政と警察行政の連携はまだまだ続きます。
文部科学省は今回の一連の騒動を受けて教育委員会や学校がいじめに対してどのような取組を行っているか等について緊急調査を依頼しました(平成24年8月1日)。そして、本書が出版される平成24年12月頃までには、その緊急調査の結果を踏まえて、
「警察庁と協議し、学校警察連絡協議会や教育委員会・学校と警察との協定等を活用した、学校と警察の情報交換・意見交換や関係強化方策を検討し、実施する」(「『いじめ、学校安全等に関する総合的な取組方針』の策定について」)予定です。
学校警察連絡協議会にしても教育委員会や学校と警察の協定にしても、これまでは双方が協力して非行防止活動を行うことが主な目的でした。