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八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち
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歴史
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京都守護の期待に応える

『八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち』
[著]加来耕三 [発行]扶桑社


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「京都守護職」

 という幕府の新職名は、朝廷の公卿を煽動しようとする尊攘過激派の監視と、あくまでも武力・暴力による革命を、力づくで行おうとうする者たちの制圧が、その職務であった。

 幕府内における階級は、「政事総裁職」に次ぐほどの高位重責であり、無論、京都にあっては在来の幕府機関である所司代、奉行所を指揮する最高の立場に立った。

 位は正四位下にのぼり、従える在京兵力は二千。千人ずつ、隔年交替とした。

 この数は徳川幕府が成立して以後、島原の乱以来の、幕府正式の兵力動員となる(島津久光が藩兵千人を率いての、先の上洛は、まったくの論外であった)。

 会津藩では出陣以前に、探索と宿陣設営のため、先発隊を内密に発進させ、万全を期した。

 だが、京都を守護すべき松平容保の基本姿勢は、その決意ほどには峻烈なものではなく、周囲はそのあまりにも世間を知らない方針に(あき)れたようである。

 なにしろ、一切の策謀をもちいない、と容保はいい切ったのであるから。
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