読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1067308
0
八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち
2
0
0
0
0
0
0
歴史
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
残された二人

『八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち』
[著]加来耕三 [発行]扶桑社


読了目安時間:4分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



 和宮の四年有余の結婚生活のうち、江戸城で家茂が起居をともにしたのは、およそ二年六ヵ月ばかりにすぎなかった。家茂の死去が大奥に伝えられたとき、和宮は歌を詠んでいる。


  空蝉(うつせみ)唐織(からおり)ごろもなにかせむ

    綾も錦も君ありてこそ


 江戸出発のおり、“私”の和宮は凱旋の土産に、西陣織の織物を夫・家茂に所望したという。その「織物一反」が、夫の遺骸と共に、手元に届いたというのだ。前の和歌は、あまりの素晴らしさに、後世の偽作だとの説も出た。

 ――実は和宮は、夫を失った前後に、母と兄をも失っていた。

 家茂の死去する約一年前、慶応元年(一八六五)八月九日、母・観行院(かんぎょういん)(橋本経子)が死去しており、さらに翌年十二月二十五日、兄の孝明天皇が崩御する。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:1393文字/本文:1729文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次