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八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち
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歴史
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籠城戦からアメリカ留学へ

『八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち』
[著]加来耕三 [発行]扶桑社


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 明治四年(一八七一)、日本最初の女子留学生五人の一人に、旧会津藩家老・山川家の末娘の咲子が選ばれた。

 このとき、十五歳年長の長兄・山川浩(前名は大蔵)は語気を強めてこう言った。
「よいか、アメリカ仕込みの教育で身を立て、後日、薩長の成り上がり者共をかならず、見返してやるのじゃぞ」

 一方で、その母・唐衣(からころも)は、幼いわが娘を異国に旅立たせる切なさを懸命に抑えつつ、これがお前との(なが)の別れとなるかもしれない。お前を捨てたつもりでアメリカにやるが、お国のために立派に学問を修めて帰ってくる日を、毎日心待ちにして待っています、との願いを「捨」と「松」の二字に込め、娘の幼名を「咲子」から「松」と改名して送り出している。
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