読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1067313
0
八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち
2
0
0
0
0
0
0
歴史
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
異郷の恋

『八重の虹〜新島八重と羽ばたく幕末明治の女性たち』
[著]加来耕三 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



 ――この捨松が、異郷の地で恋をしたという挿話があった。

 相手はアメリカ人ではない、日本人である。名を、長沢(かなえ)といった。

 のちにその使用人は三百人を超え、資産およそ二千万ドル(当時の一万ドルは、現在の二千五百万円相当)の大富豪となって「カリフォルニアのブドウ王」と呼ばれるようになる人物で、それでいて彼は、生涯、独身を通した。鼎の本名は、磯永彦輔(いそながひこすけ)といった。

 彼は嘉永五年(一八五二)に、薩摩藩の天文方の学者の家に生まれている。

 幕末、“夷狄(いてき)”を(あなど)って、“攘夷”を唱えた薩摩藩は、文久二年(一八六二)八月に、イギリス人が島津久光の行列の前を騎馬で横切ったさい、その当事者=チャールズ・リチャードソンを斬殺。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:1805文字/本文:2132文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次