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なぜ日本の教育は間違うのか
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教育
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■勇気を出して「いまどきの若者は…」と言ってみよう

『なぜ日本の教育は間違うのか』
[著]森口朗 [発行]扶桑社


読了目安時間:2分
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「いまどきの若者は困ったものだ」と発言するのは、知的な人にはとても勇気のいることです。そんな発言をしようものなら、すぐに、
「その手の発言は太古の昔から存在している。中高年がそう感じるとしたら、そう感じる人の方が時代の流れについていけていないからである」と反論されるからです。いや、実際には反論されないかもしれませんが、この手の言葉を使うことは、いかにも頭の悪い(ついでに言うと仕事のできない)オヤジみたいで、はばかれるのです。

 

 ※ ちなみに、柳田國男の『木綿以前の事』(1952)にはこんなことが書かれています。

 「先年日本に来られた英国のセイス老教授から自分は聴いた。かつて埃及(エジプト)の古跡発掘において、中期王朝の一書役の手録が出てきた。今からざっと四千年前とかのものである。その一節を訳してみると、こんな意味のことが書いてあった。曰くこの頃の若い者は才智にまかせて、軽佻の風を悦び、古人の質実剛健なる流儀を、ないがしろにするのは嘆かわしいことだ云々と、是と全然同じ事を四千年後の先輩もまだ言っているのである。」

 
ということで、最近このような言葉をとんと聞かなくなってしまいました。

 私が社会人になった昭和末期にはまだまだ大企業や官公庁にも教養はなくても勇気のある人がたくさんいて、平気でこのような言葉を若者(=当時の私たち)に投げかけていました。もちろん、私は(あなたが時代についていけないだけでしょ。さっさと辞めてくれないかな)と思っておりましたが……、いや、きっと態度にも出ていたと思います。

 しかし、自分が中高年になって思うに、ときには「いまどきの若者は……」と言ってみて彼らの反発や、そこから転化した意欲を引き出すことも、これから若者に乗り越えられる運命が待つオヤジの義務です。

 
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