
手続き的正義の有無
デモクラシーにとってもっとも重要なことは何が決められたかではなく、どのようにして決めるかです。
都教委は、学校で国旗国歌がないがしろにされている現実を知りながら何十年間も放置し、都知事の覚えめでたい保守系議員から圧力がかかったとたんに何の手続きを踏むことなく方針を180度転換させました。
都教委が放置していた都立学校の式の酷さを一つだけ紹介しておきます。その学校は、教職員だけでなく保護者も共産主義者が支配していました。式の順序は、あえて国歌斉唱の前に校歌をもってきます。そして校歌を教職員と保護者がともに起立して歌い、国歌斉唱時にわざと全員で音を立てて座るのです。