読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1068328
0
インテリジェンス人生相談 復興編
2
0
2
0
0
0
0
雑学
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
相談56●熟女とのセックスの意義をどう考えますか?

『インテリジェンス人生相談 復興編』
[著]佐藤優 [発行]扶桑社


読了目安時間:4分
この記事が役に立った
2
| |
文字サイズ


 

 私は(ばば)専です。60代の女性が特に好きです。あの包み込むような温かさに惹かれてしまいます。いちいち注意してくれるのもいいです。友人たちは、「気持ち悪い」などと罵りますが、「放っておいてくれ!」と思います。ある女性作家が、婆専擁護発言をしていました。「閉経してるから、中出ししても大丈夫。若い男性はもっと熟女とセックスして、性について学ぶべきだ」と。佐藤さんは、熟女(私的概念では50代以上)とのセックスの意義をどう考えますか?

    呂宇平(ペンネーム) 24歳 男性 会社員

 

 
回答56●「熟女もの」以外の官能小説を読んでみる

 

 自由主義社会には、愚行権という大原則があります。ある人の行為が、他人から見て、愚かに思えるようなことでも、他者に危害を加えない限り認めるという考え方です。「婆専」であることで、誰かに危害を加えているわけではありませんから、それはそれで結構だと思います。

 もっとも、熟女とセックスしたからといって、性について学ぶことができるとは限りません。20代でも、セックスが好きな娘は、それなりに上手で、若い娘のテクニックからも大いに学ぶところがあると思います。

 呂宇平さんが、さまざまなセックスから「婆専」をあえて選んだということならば、それはそれで結構なことです。ただし、それが金銭を媒介とするセックスならば、事態は少し変わってきます。私は金銭が絡んだセックスを嫌います。それは、カネに暴力性が潜んでいるからです。カネという形態の暴力に依存するセックスしかできないというのは人生の可能性を狭めてしまうからです。人間が人間を愛する過程でセックスもあるのだと思います。呂宇平さんは、「婆専」の相手の60代の熟女に愛情を感じていますか? それともチンチンが膣口に入ったときの何となく温かく、包まれている感じが好きなのでしょうか?あるいは、中出ししても、閉経している熟女ならば大丈夫だという安心感でセックスを楽しんでいるのでしょうか?

 愛情以外が動機のときは要注意です。呂宇平さんの中に、セックスや愛情に対する恐れがあり、それが「婆専」という形になって表れているかもしれないからです。こういう捻れが依存症に発展することがときどきあります。アルコール依存症、パチンコ依存症のように熟女依存症になる危険です。そうなると人生にかなり歪みが出てきてしまいます。

 呂宇平さんが、熟女にも若い娘にも同じくらい欲望を感じ、ペニスを勃起させているならば、何も心配はありません。しかし、熟女のときは元気に勃つが、若い娘を想像するとチンポがふにゃふにゃになってしまうという場合には、心の中で何か抑圧が働いているということです。こういう抑圧は、心の中でうまく飼い慣らしておかないと、突然、欲望がいつもと違う形で大爆発してしまうことがあるので(特にアルコールが入ったとき)要注意です。

 とりあえず官能小説を読んでみることをお勧めします。「熟女もの」以外の官能小説でもチンポがきちんと勃起し、オナニーでザーメンを出すことができるかどうかチェックしてみるとよいでしょう。官能小説の目利きである永田守弘氏の労作『官能小説の奥義』には、さまざまな状況での濡れ場の抜き書きがあるので、これを読んで、チンポがきちんと勃起するかどうかチェックしてみてください。勃起しない場合は、再度、相談してください。問題解決を共に考えたいと思います。

 

 
【参考文献】
『官能小説の奥義』
永田守弘 集英社新書

 
'07年刊。官能小説とは、読者の淫心を刺激するために、官能小説家たちが独自の官能表現を磨き、競い合ってきたもの。
その足跡をたどり、独自の世界を堪能する
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
2
残り:0文字/本文:1519文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次