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時代に即したイマドキ男子 「三低男」

『恋愛サファリパーク』
[著]神崎桃子 [発行]すばる舎


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 ピュアで自然体、爽やかで清潔感のあるビジュアル。

 「仲間」を大事にし、穏やかで衝突することは嫌い。ガツガツせず、気張らず、突っ張らず、カッコつけずに背伸びしない、無理はしない、マイペースな男がいた。

 好きな言葉は多分……「自分なり」。


 この男は28歳理容師ヒロ君。

 彼との出会いは7年ほど前にさかのぼる。私が初めて理容店のレディースシェービング(顔剃り)をやりに行った時である。


 そこで働く彼のあまりの気遣いのなさと仕事のアバウトさに桃子は怒った。

 「アッチィッ!」

 びっくりして大声を出しちまった。

 だって、だって……だってさ、ホットキャビ(タオル蒸し器)から出したばかりの熱々のホットタオルをいきなり顔に乗せたんだよ。

 顔は皮膚が薄いし敏感なのに……。

 何で自分の腕で温度を確認したり、ある程度冷ましたりできないのか?


 さらにヒロ君は私の眉の端を切り落とした。

 「お疲れ様でした……」

 とリクライニングの椅子を起こされ、目の前の鏡を見て、またまた驚いた。


 こ、これは……、

 む、昔のツッパリ?

 ヤンキー系?

 いや、平安時代の「麻呂」かっつ~の!!


 さらに会計で領収書を催促すると彼は「なんて書けばいいんですか?」とのたまった。

 「うえ? さま? ……ですか?
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