読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1068379
0
「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本
2
0
5
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
1 私の人生、こんなハズじゃなかった

『「やっぱり怖くて動けない」がなくなる本』
[著]石原加受子 [発行]すばる舎


読了目安時間:5分
この記事が役に立った
5
| |
文字サイズ

▼もっと幸せになっていたかも


 今の生活にまったく満足していないというわけではないのですが、あなたは、

 「心から満たされているとも言えない。充実した人生を送って輝いている人がうらやましい。言いたい放題、やりたい放題に生きてる人を見ると腹が立つけど、どこかで嫉妬したり憧れている」

 そんな気持ちを吹っ切ることができません。

 「ぜいたく言ったらキリないし。人生って、まあ、こんなものなんだろうから」

 と自分に言い聞かせたり、

 「でも、諦めきれない」

 と思ったりして、どうしても、今の自分を受け入れることができません。いつも漠然と、「このままでいいのかな」と考えるたびに居たたまれない気持ちになっていきます。そしてあなたは、

 「こんなつもりじゃなかったのに。どうして、こんな人生になってしまったんだろう」

 そうつぶやきながら、過去を振り返るのです。

▼あのとき○○してれば、今頃は…


 「もし、あのときこれではなくて、あれを選択していたら

 誰もが一度は、そう思ったことがあるかもしれません。

 「あのときもう少し考えて、結論を急がずにいたら、もっと良い方向へ行っていたかもしれないのに」

 「もしあのとき、家族の反対を押し切ってでも行動していたら、こんなふうにはならなかったに違いないんだ」

 「どうしてあのとき、別れてしまったんだろう。もし、あのまま付き合っていたら、こんなに後悔することはなかったのに」

 「もし、あのとき、B社ではなくA社を選択していたら、今頃、バリバリ仕事をしていたはずなのに」

 などと、過去を後悔しながら、自分を責めたり、相手や第三者を責めたり、環境を悔やんだり、運命を恨んだりしている人も少なくないでしょう。


▼それでもやっぱり後悔することに


 けれども、それはどうでしょうか?

 仮にあなたがタイムマシンに乗って、あなたが思う人生の岐路で「もし、あのとき」に戻って、違った選択をしたとしましょう。

 それでもやっぱりあなたは、「今のあなた」のように、「もし、あのとき」と、過去の選択を悔やんだり恨んだりしているに違いありません。

 あなたがどんなに過去に遡って、Aの選択をしようが、Bの選択をしようが、Cの選択をしようが、ほとんど今と変わらない結果になっているでしょう。

 なぜでしょうか。それはあなたがそうやって今を後悔するのは、決してあなたの「過去の選択」が誤っていたことが問題ではないからです。

 「えっ? 選択の問題じゃないって、それはどういう意味ですか」

 別のほうを選択しても、結局は同じ結果になっているだろう、ということです。

 「えっ、でも、違った選択をするわけですから、違った人生になるんじゃないでしょうか」

 例えばあなたの目の前にリンゴとミカンがあります。

 このときあなたはリンゴを選びました。するとあなたは、選んだ直後から、

 「このリンゴは酸っぱい。ミカンのほうが甘かったかもしれない」

 と考えます。

 では反対にミカンを選びました。それでもあなたは、やっぱり、

 「このミカンは酸っぱい。リンゴのほうが甘かったかもしれない」

 と、選んだものの欠点を挙げては「選択しなかったほう」のことをうらやみます。このように、結局あなたはどっちを選んでも「後悔する」ことになるでしょう。

▼納得したくても納得できない


 「じゃあ、自分の選んだものを『よかった』、と言えればいいんですね」

 それだけではありません。例えばあなたは、今、

 「この仕事を選んで、本当によかった」

 「この人を選んで、とても幸せだ」

 「こちらを選択して、非常に満足している」

 と堂々と胸を張って言い切ることはできますか。

 それとも、

 「やっぱり、このままじゃあ、嫌だ」

 「もう、これ以上、我慢して生きるのは嫌だ」

 後悔してもしかたがないと自分に言い聞かせても、やっぱり、

 「このまま、一生を終えてしまうなんて、絶対に受け入れられない」

 「いつまで、こんな気持ちを抱えて、生きていかなければならないんだろうか」

 「あの人は自分の望むものをすべて、手に入れているのに、私は……」

 などと今の家庭環境、生活環境、職場環境、社会環境の中で、すでに過ぎ去ってしまった出来事を後悔しながら、諦めきれない思いで胸をいっぱいにさせているでしょうか。

 もしあなたが、こんなふうに過去を激しく後悔したり、今の自分の環境や状況を恨めしく思ったりしながらも、まだ、諦められない気持ちでいっぱいになってしまうとしたら、それは、「過去の選択が誤っていた」からではありません。

 なぜなら、あなたがそれを選択したのは、まさに「それを選択した理由」があるからです。過去にどんな選択をしたとしても、やっぱりあなたは、今のような状況を引き起こしていたでしょう。

 あなたは、どんな状況にあっても、それを選択せざるを得なかった。あるいは、あなたは、どんな選択をしても、結局は似たような状況に直面しているだろう、と言える明らかな理由があるからなのです。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
5
残り:0文字/本文:2038文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次