ケース6 内定した会社は第4志望。これって負け組!?
▼一見、失敗のように見えても
「鶏口となるも牛後となるなかれ」という諺があります。まさに、言い得て妙です。大きな組織の中で最後尾にいて能力をくすぶらせるよりも、小さな組織であってもトップのほうにいて、自在に活躍できる場所にいたほうがいいというような意味です。
第三者から見れば、牛のほうが立派です。もしあなたが、世間の眼を気にしたり、人の評価に拠り所を求めていれば、牛後であろうが、優れていると見える牛のほうを望むでしょう。けれどもあなたが、「自分の能力を活かす歓びを味わいたい」と願っていたら、迷わず鶏口を選ぶでしょう。