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嘘だらけの日米近現代史
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歴史
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第三節 笑いが止まらないスターリン

『嘘だらけの日米近現代史』
[著]倉山満 [発行]扶桑社


読了目安時間:13分
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 満洲事変で日本は国際的孤立を深め、アメリカとの対立が激化し、遂には敗戦という悲劇に至ります。今に至るも、「歴史問題」として我が国が糾弾されているのは、この時代の話です。

[通説]
満洲事変以降、日本の中国侵略はとどまるところを知らなかった。日本の数々の国際法違反にアメリカは切歯扼腕していたが国内情勢から関与できず、経済制裁しか行えなかった。日本は、中国への背後からの支援を絶とうと、無謀にもアメリカに真珠湾攻撃をしかけ、敗戦への道をたどる。


 あえて、「侵略」「国際法違反」「無謀」など、日本の歴史学者がまったく定義しないまま使い、定着している表現でまとめてみました。このような通説を信じているとしたら、「日本人は謀略に弱い民族だ」との誹りを免れません。部分的に正しい事実は、まったくの嘘より恐ろしいのです。

 この通説だけですべてを説明できていると思っている方にお尋ねします。

 なぜソ連が出てこないのですか、と。

 大正から敗戦まで、日本の最大の仮想敵はソ連です。アメリカではありません。ソ連抜きに、この時期の日本をめぐる国際政治を語っているという時点で、ソ連の謀略にはまっているのです。「ソ連の謀略」と言っただけで、「陰謀論だ」とレッテル貼りをして議論をさせない人々が多くいます。そういう人たちに対しては逆に問いかけてください。
「あなたはバカですか? それともスパイですか?」と。

 まず、「ソ連の謀略」という言葉を使うのが学問的ではないという前提に立ちましょう。では、ソ連は謀略を働いていなかったのでしょうか。ありえません。現に、当時から「ゾルゲ事件」のようなスパイ事件が発覚していました。
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