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嘘だらけの日米近現代史
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第一節 ケネディが火をつけたキューバ危機とベトナム戦争

『嘘だらけの日米近現代史』
[著]倉山満 [発行]扶桑社


読了目安時間:13分
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 ジョン・F・ケネディといえば、なぜか日本でも人気のある大統領です。

 年配の日本人の中には、彼の演説に感動した人も多いようです。大統領就任式における「アメリカが何をしてくれるのかではない。アメリカに何ができるかを考えるべきだ」などは代表作です。しかしファンの皆さんは、その演説をした夜、「女はどこじゃあ〜」などと乱交パーティーをしていた事実には目をつぶるようですが……。

 確かにアメリカ内政においては、リンカーン以来百年間もほったらかしになっていた黒人差別の問題に手をつけ、黒人に人権すなわち人として生きる権利を与えたことは評価できます。しかし、それが日本人と何の関係があるのでしょう。大体、「日本人は十二歳の子供だ」「遅れた日本を民主化してやるのだ」などと偉そうなことを言いながら、奴隷制のなかった日本にわざわざ日本国憲法十八条「奴隷制の禁止」を書き込めと強制してきたのはどこのどなたなのでしょう。人の国の世話を焼く前に、自分の国の問題を解決しなさいということです。大体、一九五〇年代のアメリカといえば、黒人がリンチされて死人が出てもニュースにすらならない国です。日本が日本国憲法によって民主化されたというのなら、黒人公民権で民主化されたアメリカは日本よりも十五年遅れていたことになります。

 ケネディの国際政治上の功績は、キューバ危機を乗り切り、世界核戦争の危機を救ったというものです。とりあえず、ケネディの評価をまとめましょう。

[通説]
ケネディは偉い。キューバ危機で毅然とした態度で世界大戦を防いだ。
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