ほとんど男性とお付き合いをしたことがないというマジメな職業の30代女性から相談を受けたことがありました。
「このまま一人ならば傷つくこともないし、自尊心も保っていられるかもしれない。でも、何もやらずに後悔したくないんです」
と彼女はいろいろな言い訳で覆っていた自分の本心と向き合いました。
「恋愛がすべてってわけじゃないからね」
「仕事で忙しくって、恋愛まで手が回らないの」
「いい人がいて自然な出会いがあれば、付き合ってもいいかなぁ」
「一人でも趣味も多いし楽しいんだよね」
こんな風に、彼氏がほしいという気持ちに蓋をして、殻にこもり、仕事や趣味に逃げる人は多いのです。
手に入らないようなものを必死でほしがり、傷つくまで追いかけて手に入らないくらいだったら、初めから諦めているほうが傷つかないかもしれません。
でも、1%でも彼氏がほしい気持ちがあるならば、その気持ちを大事に大きくしてほしいのです。変わっていく過程の原動力は「彼氏がほしい」「愛されたい」って思いだから。これは決して物欲しそうにガツガツしろというわけじゃなくて、自分の気持ちに素直になるということ。
前述の彼女はスカートをほとんど履かないとか、女性として改善したらもっとよくなるところはありましたが、仕事に対してはマジメな姿勢をお持ちの方でした。お話を聞いていて、「こんな方が彼氏ができないなんてもったいない」と思ったのです(この本執筆中に、彼女はめでたく彼氏ができました)。
マジメに仕事をする優秀な女性が、仕事を言い訳にして逃げてしまっては日本はダメになる! と本気で思います。「仕事ができる女はモテない」などというメディアもありますが、仕事を言い訳にする人が多いだけ。
次の表を見てみて。モテる人とモテない人・仕事ができる人とできない人、それぞれのタイプ別に傾向をまとめてみました。
仕事ができる人と、モテる人って考え方で共通点が多いの。仕事ができる人って、とっても前向き。言い訳なんてしないで、自分の目標に向かって進んでいくわ。モテる人も一緒。対象が仕事か恋愛かって違いだけ。だから仕事をマジメにこなしている女性だったら、彼氏ができないはずがないのです。
正しい順序で生活をちょっとずつ変えていけば、素敵な彼氏に3カ月で出会えます。まずは、「素敵なパートナーがほしい」という気持ちに正直になりましょう。そして、愛される価値のある女性になると腹をくくるの。
幸せになる覚悟ができたら、ページをめくりましょう。
著者