読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1073111
0
孫正義秘録
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
二兆円買収劇──柳井正の進言

『孫正義秘録』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:12分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 さらにソフトバンクは、二〇〇四年一〇月一三日、携帯電話向け周波数割り当てをめぐって、総務省の提訴に踏み切った。


 記者会見した孫は、激しい口調で語った。

「総務省は、携帯電話用に使われている八〇〇メガ・ヘルツ帯域の周波数について、現在利用しているドコモとKDDIにだけ配分する案を公表した。配分を申請する機会をほかの事業者に与えなかったのは電波法で定められた手続きを経ず、違法だ。さらに、総務省が密室の話し合いでドコモとKDDIに周波数を独占的に与え、ソフトバンクの参入の機会を実質的に奪った」


 総務省は、有識者で構成する「携帯電話用周波数の利用拡大に関する検討会」を設置した。再編方針案決定の手法に非はないとしながらも、「方針案の決定過程が不透明」などとするソフトバンクの批判に応えた。周波数再編に関わることで、総務省が公聴会を開くのは初めてのことであった。


 孫は、強調した。

「ソフトバンクの携帯電話事業参入が実現すれば、世界一高い携帯電話料金が大幅に下がり、日本の消費者の利益になる」


 孫は、公聴会「携帯電話用周波数の利用拡大に関する検討会」が開かれるたびに出席した。


 ところが、二〇〇五年二月八日、孫には信じられない発表が、総務省から出された。

「新規参入事業者への割当は、行いません」


 新規参入事業者への割当をすることは、既存利用者の利益を損ねる可能性が高いというのが理由であった。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:5111文字/本文:5704文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次