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図解・決定版 脳梗塞の予防がよくわかる最新知識
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第2章 脳梗塞の危険因子を改善する

『図解・決定版 脳梗塞の予防がよくわかる最新知識』
[監修]内山真一郎 [発行]日東書院本社


読了目安時間:13分
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危険因子の管理で
脳梗塞の8割以上は防げる!


 第1章では、脳梗塞が発症するしくみや、脳梗塞がもたらすリスクを解説しました。なぜ脳梗塞を予防する必要があるのかを、理解いただけたかと思います。


 脳梗塞を引き起こす危険因子は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動、喫煙などさまざまです。こうした危険因子をたくさん持っている人ほど、脳梗塞を発症する危険性は必然的に高くなります。例えば、糖尿病の人はそうでない人に比べて脳梗塞の発症率が2~3倍にもなるという報告もあります。


 しかし、危険因子のほとんどは食生活や運動といった普段の生活習慣と密接にかかわっているため、日常生活をしっかり見直し、すべての危険因子を厳格に管理できれば、脳梗塞の8割以上は予防できると考えられています。


 ここからの第2章では、脳梗塞を予防するために、まずは何が脳梗塞の危険因子になっているのかをよく理解し、その危険因子の改善について解説していきます。


脳梗塞の危険因子チェックリスト

危険因子①
「高血圧」は最大のリスク!


 高血圧は、脳卒中の最大の危険因子です。


 高血圧の状態が長年続くと、アテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞が起こりやすくなります。また、高血圧による心臓への負担が心房細動の原因になることもあり、心原性脳塞栓症とも無関係ではありません。さらに、血管に負担がかかり続けることで、脳出血やくも膜下出血のリスクも高めます。


 次のグラフは、60歳以上の男女580人を追跡した久山町研究の調査結果ですが、これを見ると、血圧が高くなるにつれ脳卒中の発症率が格段に上昇することが明確に示されています。


 特に、収縮期血圧(上の血圧)が140Hgを超えると、脳梗塞を起こしやすくなります。ある調査では、収縮期血圧が10Hg程度低下することによって、脳卒中の発症率が30%減少するという結果が出ています。


平常時の血圧帯別脳卒中発症率

危険因子①
「高血圧」の予防と治療


 高血圧の予防と治療の基本は、生活習慣の改善にほかなりません。特に重要なのは塩分摂取量を減らすこと。1日6g以下が目標です(第4章 高血圧の人は減塩食が鉄則1日6gを目標に 参照)。また喫煙や飲酒の習慣を改めることも欠かせません。


 生活習慣の見直しだけで十分に血圧が改善されない場合は、降圧剤による治療を行う必要があります。


 一般的に、高血圧だけでほかの病気がない場合は、診察室血圧は130/85Hg未満にコントロールすることが望ましいとされています。

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