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誰でもスグできる!肝機能をみるみる高める200%の基本ワザ
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第3章 毎日の食事が肝機能を向上

『誰でもスグできる!肝機能をみるみる高める200%の基本ワザ』
[監修]栗原毅 [発行]日東書院本社


読了目安時間:22分
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肝臓病治療の基本は生活習慣と食事内容の改善



 肝臓病の治療では、薬の服用や手術といった医学的な治療だけでなく、日常生活を改善する生活療法が重要になります。軽度の脂肪肝であれば、生活の改善だけでも十分な治癒が可能です。その基本は、肝臓への負担を少なくし、肝臓の再生能力が十分に機能するように、必要な栄養やビタミンを食事でしっかりと摂ることです。


 肝臓の負担を軽減する第一歩、まずアルコールを減らすことです。しかし過度の制限は、精神的負担をしいることもあります。どうしても飲みたいときは、ビール350ミリリットル、ワイングラス1杯、焼酎お湯割り1杯程度なら大丈夫です。アルコール性脂肪肝の人はもちろん禁酒です。喫煙もなるべく避けたいところです。また、大量に接収した栄養素の代謝(分解)に追われる食べ過ぎも、肝臓にとっては大きな負担になります。腹八分目を心がけてください。過度のストレスがかからないようにすることも大切です。必要以上の活性酸素を発生させる紫外線を長時間浴びることも避けたほうがよいでしょう。


 さらに、十分な休息と睡眠をとるよう心がけましょう。とはいえ適度な運動は、グリコーゲンの貯蔵や代謝を行う筋肉を活性化させて血流がよくなるので、肝臓の負担軽減には効果的です。


 こうした生活習慣の改善とともに、ひじょうに重要なのが食生活の改善です。傷ついた肝臓を修復させるためには、栄養バランスがとれた朝・昼・夕の規則正しい食事が欠かせません。


 では、バランスのよい食事について、次のページより詳しく見ていきましょう。



バランスのよい食事1 野菜 ビタミン・ミネラルをしっかり摂取



 戦後の生活習慣の欧米化に伴い、私たちの食生活は魚や野菜中心の和食から、肉中心の洋食へと変わりました。なかでも野菜の摂取量は、戦前と比べて大きく減少しています。その要因のひとつが調理方法です。和食における野菜料理といえば、煮物や漬物でしょう。一方、洋食における野菜料理といえば、ほとんどの人が生野菜を盛り付けたサラダをイメージするのではないでしょうか。じつは同じボリュームであっても、煮物や漬物と生野菜のサラダとでは摂取する量がまったく違うのです。小ぶりの器に盛られた煮野菜と同量の野菜分を生野菜サラダで摂取しようとすれば、おそらく大きめのボウルいっぱいは必要となるでしょう。野菜は、煮たりゆでたりすることで、効率的にたくさんの量を食べることができるのです。


 では、なぜ野菜をたっぷりと食べなければならないのでしょうか。


 野菜には、体でエネルギーを効率よく利用するために必要なビタミンやミネラルが含まれているからです。ビタミンは肝臓でも合成されていますが、肝機能が低下するとその能力も低下。栄養素の代謝や解毒という肝機能にも大きくかかわっているミネラルも必須です。そのため、健常な人以上に野菜類を摂取する必要があります。



バランスのよい食事2 塩分 過剰摂取は、腹水やむくみを起こす原因



 肝臓では、血管から水分がしみ出るのを防止、体液の浸透圧を調整するアルブミンを合成しています。しかし肝臓病になると、アルブミンの合成能力が低下。血液中のアルブミン量が減少して、血管から水分がしみ出してしまいます。この水分が、肝臓病の代表的な症状である腹水やむくみの原因です。


 塩分は体にとって必要不可欠なミネラル分ですが、健常者でも過剰摂取を続けると、高血圧・動脈硬化から狭心症や心筋梗塞などを引き起こすので注意が必要です。国民栄養調査によると、私たちの塩分摂取量は1日1213グラムになるそうです。でも、これは摂り過ぎ。理想的な1日の塩分摂取量は、健常者なら約10グラム、肝臓病患者なら8グラム以下です。


 ちなみに親指・人差し指・中指でつまんだ「ひとつまみ」が1グラム強になりますので、6~7つまみで約8グラムになります。


 料理は日ごろから薄味を心がけ、塩分の取り過ぎに注意して、腹水やむくみを予防してください。

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