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告白 秒速で転落した真実
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第4章 世の中の非常識を、常識に変えたい

『告白 秒速で転落した真実』
[著]与沢翼 [発行]扶桑社


読了目安時間:3分
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 4月26日にフェイスブックで発表した「経営危機のご報告」でも書かせていただいたが、今回の事件を経てもなお、私のなかで変わらない想いがある。


 それは「日本国民の普通の人たちこそ、自由を得てほしい」ということ。なぜ、私がこう思うようになったか。それは、老若男女、日本人全体のなかにあまりにも「夢」と「自由」が失われているように感じたからだ。



 例えば先日、20代の若者たちと話をしていると、彼らのあまりの夢のなさに驚いたことがあった。

「人生の楽しみは何ですか?」


 そう問いかけると、彼らの多くの答えは「週に1、2回の飲み会です」。


「女の子を呼んでコンパをするってこと?」

「いえ、ただの飲み会ですよ。あまりお金がないので、コンパとかでお金を使いたくないんです。それに別に女の子にモテないし」

「夢はないの?」

「ないです」

「それで、人生楽しいの?」

「楽しくないです……。でも、みんな、こんなもんですよ」

「……そうなんだ」



 一流大学の卒業生や、大手有名企業に勤める新入社員たちですらこんな調子だ。


 彼らのこの発言を聞いたとき、いかに日本が若者にとって夢や目標が持てない国なのかと驚いてしまった。しかも、多くの人が「社会なんてこんなもんだ」と自分を納得させてしまっているため、「がんばろう」「自分の手で社会を変えていこう」という意識すら持っていないのだ。世の中の人が思っている以上に、今の日本は精神的に見て危機的状況に陥っているような気がしてならない。


 それでも、東京や大阪など都市部にいる人たちはまだいい。何かにつけて機会があるのだから。だが、地方に住む人たちの多くは、夢や希望どころか、いくら若くてもやりがいのある仕事すらないという悲惨な状態に陥っている。刺激や責任が感じられない生活を続けると、人間はどんどん老けていく。若者ですらやりがいのある仕事がないのだから、年配になればなおさらだ。


 経済大国のはずなのに、なぜ日本社会ではこうした夢の持てない人たちが生まれてしまうのだろうか。今はまだいい。30年後、50年後はどうか。ただでさえ、アジアなどの新興国が存在感を増している世界市場において、やる気も資本力も外交力も不足している日本はどう切り抜けていくのだろうか。考えただけで不安になる。だが、現状を嘆いているだけでは解決しない。現状を打開するには、どんな対策が必要なのか。それには、少しでも正確に現在の日本の全体像をつかんでおくことが大事なのではないか。そこで、私自身が今後の日本社会について考えていること、そして私自身が今も昔も変わらずに抱き続けているマインドについて、少しお伝えしておきたい。


「与沢翼のように失敗したやつに言われたくない」


 そう考える方も多いかもしれない。だが、2度の失敗を経ても、私がまだ「事業家として生きていきたい」と思うのには理由がある。この章を読んだ後に、今まで無気力に生きていた人生だけれども、自分ももうちょっとがんばれるんじゃないかと思ってくれる方が少しでもいれば幸いだ。



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