韓国人の歴史観をおさらいします。
韓国人の主張
日帝三十六年の植民地支配により我が朝鮮民族は塗炭の苦しみを味わった。最初は武断政治により弾圧され、のちに文治政治により巧妙な支配に切り替えられた。
前節では、日本人は植民地支配の何たるかを根本的にわかっていないという話をしました。具体的な朝鮮統治の話をします。
日韓併合以後は、朝鮮総督府が置かれました。統監府の時代は、初代統監が伊藤博文元老、二代目が曾禰荒助元蔵相と文官でしたが、義兵闘争への対応もあり、第三代は寺内正毅陸相が兼任することになりました。
そして、伊藤暗殺を契機に総督府を置くのですが、初代総督には寺内がそのまま就任します。寺内は憲兵を中心とした武断政治を行ったと言われるのですが、テロが頻発して政情不安なのですから当たり前です。ちなみに、韓国検定教科書では、「我々の武力闘争が激しかったので、日本は軍隊に警察の仕事をさせねばならなかったのだ」と特筆大書しています。