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嘘だらけの日韓近現代史
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歴史
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第四節 帝国陸軍の申し子、朴正煕

『嘘だらけの日韓近現代史』
[著]倉山満 [発行]扶桑社


読了目安時間:12分
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 四・一九革命の後、選挙管理内閣を経て、張勉内閣が成立します。この政権の施政方針で面白いのは、第一に日本との国交正常化を挙げていることです。経済開発を目論む五か年計画なども発表します。


 ただ政権基盤が弱い張勉は何もできず、国民の不満は高まるばかりです。


 一九六一年、五・一六軍事政変で張勉は放逐されます。このクーデターの首謀者は、朴正煕陸軍少将です。朴正煕こそ、長らく韓国史で「国父」として尊敬されていた英雄です。


 一九六三年、朴正煕は正式に大統領に就任します。朴正煕政権初期は、ちょうど日本で高度経済成長を成し遂げつつあった池田勇人内閣と重なります。日韓双方に当事者能力のある強い政権が登場することによって、水面下での日韓交渉は進みます。


 朴正煕は、一九一七年に貧しい農民の子として生まれます。しかし、小学校で優等だったので師範学校に通い、何とか生活だけはできるようになります。極貧の子供でも優秀ならば地主など周囲の援助で学校に通うということは日本人でもよくあった話です。師範学校での成績こそ七十人中六十九位でしたが、その後は軍に入って優秀な成績で出世し続けます。最初は満洲国軍ですが、成績が優秀だったので日本本土の陸軍士官学校の受験資格を得て合格、優秀な成績で卒業し、終戦時には満洲国軍に中尉として配属されていました。


 日本の敗戦後は、韓国軍に入り、政治活動にもかかわったことから逮捕投獄、一時は死刑を宣告されるという危機を味わっています。

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