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<真田幸村と大坂の陣>幸村渾身の策 真田丸のルーツとは?
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歴史
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前田勢と井伊勢の真田丸攻撃

『<真田幸村と大坂の陣>幸村渾身の策 真田丸のルーツとは?』
[著]河合秀郎 [発行]学研


読了目安時間:7分
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 この日、徳川方の前田勢は、家老筆頭の地位にあった本多(まさ)(しげ)の統制下で、未明のうちに行動を開始した。


 本多政重はこのとき三十六歳。本多(まさ)(のぶ)の次男である。兄の(まさ)(ずみ)が五十すぎなのに比べてひどく若いが、関ヶ原の戦いに()()()勢の中堅指揮官として参戦しており、戦後は福島(まさ)(のり)に保護され、前田(とし)(なが)からも高禄で招かれ、上杉家の家老(なお)()兼続(かねつぐ)とは養父子の関係にあった。


 幕府年寄の本多正信の実子ではあっても、関ヶ原で西軍として活躍した過去は高禄での仕官の差し(さわ)りとなる。それを万石単位で諸大名が招き、あるいは養子縁組によって繋ぎ止めようとしたあたりに、将才が高く評価されていたことをうかがい知ることができる。


 その政重の隊を先頭に前進する前田勢は、総勢一万二〇〇〇のうちのほぼ半数ほどだった。目的は真田丸の前哨陣地である篠山の攻略だったとされる。冬の陣が始まって以来、平野口に展開する徳川方は、篠山から撃ち下ろされる鉄炮に悩まされてきた。その篠山を攻略するためとはいえ、たかが前哨陣地を落とすだけにしては大掛かりすぎる作戦行動だった。

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