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図解・決定版パーソナリティ障害を乗りこえる!正しい理解と最新知識
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第1章 パーソナリティ障害とは

『図解・決定版パーソナリティ障害を乗りこえる!正しい理解と最新知識』
[監修]市橋秀夫 [発行]日東書院本社


読了目安時間:14分
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自分と外界との応答パターンが病理的な状態



 近年、「パーソナリティ障害」という言葉をよく耳にするようになりました。かつて「人格障害」と呼ばれていましたが、より深刻な印象を与えるとの判断から本来の英語での呼び方、「Personality Disorder」の訳語を本書では使うことにします。


 しかし、「パーソナリティ障害」という言葉を聞いて、すぐにこの症例の内容をイメージすることは難しいでしょう。聞いた覚えがあったとしても、何が問題なのか分かりづらいはずです。


 私たちは自分が外界と交流するとき、だいたい決まったパターンがあります。ある人はささいなことで激昂したり、落ち込んだり、引きこもったりします。別な人は、おだやかにあるいは冷静に対処するかもしれません。そういう応答の仕方は、その人なりにだいたい決まっているものです。


 この応答の反応が病理的であるとき、パーソナリティ障害と呼ぶことにします。



ささいなことで自分の感情がコントロールできなくなる



 自分の「パーソナリティ=性格」は、誰もが大切にしているものです。


 ところが、外界との交流パターンが、病理的な人には、その当然のことが難しくなってしまいます。

「恋人からうるさいと言われ、冷たくされた」。自分の明るい性格が長所だと思っていたのに、それを否定されたように感じてしまった。普段であれば乗り越えられるささいな一言に悩み、落ち込んでしまう。自分が悪いと思い込む。もうつき合ってもらえないのではないかと、絶望的な気持ちになる。死んでしまいたいと思う。


 恋人にしてみれば、仕事が忙しくて少し言葉がきつくなっただけのことです。


 こうして、社会の中での自然にできていた応答の安定したパターンが崩れてしまう。長所だったはずの自分の個性を否定し、家族や友人と摩擦を起こしてしまう。あんなに好きだった恋人が信頼できなくなってしまう。それが、「パーソナリティ障害」です。



「パーソナリティ障害」に見られる特徴的なパターン


「パーソナリティ障害」は、自分と周囲の人とのかかわりがうまくいかなくなる状態です。そこにはいくつかの特徴があるとされています。


 まず、自分と外界との応答パターンに不具合が発生すること。このことによって自分が苦しみを覚え、他人も苦しめることになります。その症状は人によってさまざまです。怒りやすくなる人もいれば、冷静な人もいます。問題はこのことによって、誰かが苦しむということです。


 そして、これらの症状が著しくなってくると、うつ症状が現れます。

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