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熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
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ルポ・エッセイ
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子会社7社からの資金調達が始まる

『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』
[著]井川意高 [発行]_双葉社


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 2011年3月期、大王製紙の連結決算は182億3400万円という巨額の赤字を記録した。この赤字の責任を取る形で、私は11年6月に社長を辞任して会長に退いている。すでに書いたとおり、後任の第6代目社長には、井川家出身ではない佐光正義氏が就いた。


 大王製紙が難局を迎える中、11年3月11日にあの東日本大震災が起きた。東北太平洋岸地域を徹底的に破壊した地震や津波は、言うまでもなく天災だ。11年春から夏にかけて、私は自らが引き起こした(さい)(やく)によって奈落へと落ち、熔解していこうとしていた。


 そしてとうとう、すべてが明るみになってしまう。11年9月7日、大王製紙の連結子会社7社から資金を借り入れ続けていた事実が、社内メールの告発によって発覚してしまったのだ。就任からわずか数カ月後の9月16日、私は大王製紙会長を引責辞任した。


 大王製紙の連結子会社は、海外に2社、国内には全部で37社ある。これらの連結子会社のうち、7社から資金借り入れを行なった(大王製紙本体からは資金は借り入れていない)。これらの7社では、いずれも私が代表取締役を務めていた。


 国内の連結子会社37社のうち、31社までは井川家、ならびに井川家の個人会社が過半数の株を所有している。その中でも、特に私や井川家の持ち株比率が高い会社を選び、以下のから借り入れを進めていった。



 ダイオーペーパーコンバーティング株式会社(愛媛県四国中央市)


 エリエールペーパーテック株式会社(栃木県さくら市)


 大宮製紙株式会社(静岡県富士(ふじの)(みや)市)


 いわき大王製紙株式会社(福島県いわき市)


 赤平製紙株式会社(北海道(あか)(びら)市)


 エリエールテクセル株式会社(岐阜県可児市)


 富士ペーパーサプライ株式会社(東京都新宿区)



 反省の意味を込め、これらの7社からいったいどれくらいの頻度でどれだけの資金を借り入れ続けてきたのか、詳細を明らかにしよう。我が事ながら、あらためてこうして一覧リストを眺めてみると、資金調達のエスカレートぶりに慄然とする。


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