『泣いて、病んで、でも笑って』
[著]今井メロ
[発行]_双葉社
離婚してから私の環境は大きく変わった。
けれど、今までも、そしてこれからも、私の中にひとつだけ変わらないことがある。それは、「子供たちを最優先にして生きていく」ということだ。
親の勝手で父親を奪われてしまった子供たちに対しては、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも、ここでウジウジしてても始まらない。父親がいないなら、私が二人分の愛情を注げばいいんだ。ううん、何が何でもそうしなくちゃいけない。
これまでも私なりに一生懸命愛情を注いできたつもり。でも、これからは、もっともっとたくさんの愛を瑠偉と真里愛に贈りたいと思う。