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これで生きるのが楽になる
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ルポ・エッセイ
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■南相馬の母親たちとの対話「そうだ せんせにきいてみよう!!」

『これで生きるのが楽になる』
[著]鎌田寛 [著] 村上信夫 [編]文化放送「日曜はがんばらない」 [発行]扶桑社


読了目安時間:17分
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(2012年8月26日放送)

村上 震災から500日、福島県の南相馬市で「そうだ せんせにきいてみよう!!」という催しが先月あったそうですが……。
鎌田 はい、150人ぐらいのお母さんたちが参加してくれました。みなさんの質問に答えるのは、高橋亨平先生という産婦人科医と、遠藤清次先生という甲状腺の専門医、そして僕の3人です。

 原町中央産婦人科医院の高橋院長は震災後もずっと南相馬にいらして、自分がいなくなったら赤ちゃんを産もうとしてるお母さんたちを守れないと言って、必死に診療している。ご自分は大腸がんが肝臓に転移して、抗がん剤治療を受けているんですが、それでも南相馬で出産したいというお母さんの要望に応えてあげたいんだ、という先生です。

 それから遠藤先生は原発から20キロゾーンにあった小高病院の元院長。その後、会津のほうの病院に請われて移ったんですが、住民たちから仮設住宅のそばにかつての主治医がいてほしいと頼まれて、仮設住宅に「絆診療所」をつくりました。仮設診療所は2年で取り壊すルールがあるんです。でも、遠藤先生は被災した患者たちのためにと、自己資金200万円を投じて絆診療所を開いた。僕はこの人を絶対に応援し続けようと思って、講演会で何度も訪れているんです。

 今回はその高橋先生と遠藤先生、僕の3人で、放射線と健康について、南相馬のお母さんたちの素朴な質問に答えようという会を開きました。


 大人の言葉を子どもは聞いている

村上 この催しを企画した、南相馬市でクリーニング店を営んでらっしゃる「そうだ せんせにきいてみよう!!」実行委員会の高橋美加子さんに伺います。今回の催しなんですが、どんな思いで企画されたんでしょうか。
高橋 震災から500日ということで、状況はどんどん変わっているんですが。やっぱりお母さんたちは子どものことを考えると、もう本当に心も体もフリーズしちゃっているんですよね。

 いろんな方々が調査を続けてこられて、鎌田先生が理事長を務めるJCF(認定NPO法人 日本チェルノブイリ連帯基金)も被災地でガラスバッジをつけて、1年間のデータを取っていました。
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