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最後のイタコ
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ルポ・エッセイ
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●あとがき

『最後のイタコ』
[著]松田広子 [発行]扶桑社


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 この本には『最後のイタコ』というタイトルがついています。

 現在、最年少のイタコとしてマスコミやイベントに登場させていただくとき、私の名前に必ずついてくる言葉です。

 実は、出版のお話をいただいたときに「お受けしよう」と決めたのは、私が「最後のイタコ」にならないために少しでもイタコの存在を知っていただきたいと思ったからでした。

 本文にも書きましたが、250年もの間続いてきた南部イタコの伝統を守り継いで、ぜひ次の世代につないでいきたいと、私は考えています。そのために、これからは、もっと気軽に口寄せやお祓いを体験していただくきっかけとなる場を、積極的につくりたいと思います。

 イタコの伝統が生まれた青森には、日本人の心を癒やしてくれる自然や文化がたくさん残っています。時には日常から離れて八戸に、恐山に、そして、青森にぜひおいでください。

 しかし、慌ただしい現代では、立ち止まる時間がなかなかないかもしれません。ですから、時には足を止めて、あの世へ旅立った人たちに思いをはせてみてください。

 あなたを見守っている存在が、きっといます。

 ふと思いを向ければ、温かなやすらぎが必ず感じられるでしょう。

 私が現在のように活動できるのは、今までにさまざまな方との出会いがあり、支えがあったからです。生まれ育った南部地方のことをもっと詳しく知るために参加した「ふるさと塾」をきっかけにご指導いただき、この本の解説をしてくださった江刺家均先生、仏教の教えをご指導くださる恐山円通寺の南直哉院代、そして高校時代の恩師や友人たち……。

 特に、江刺家先生と南院代は、勉強嫌いの私を温かく導いてくださいました。おふたりのおかげで、私は勉強することの楽しさを知りました。


 まだ恐山に慣れることができず眠れない夜に、南院代のご配慮で宿坊のロビーを使わせていただき勉強したことも、今となってはいい思い出です。あのようにして勉強してきた経験が、今回、この本の出版につながったのだと思います。


 最後になりましたが、おふたりをはじめ、青森県観光国際戦略局 まるごとあおもり情報発信チームの石塚清則さん、扶桑社の奈良岡崇子さん、江藤ちふみさん、いつも私を見守ってくださっているみなさんに、心からお礼を申し上げます。


 平成25年7月松田広子
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