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<徳川家康と戦国時代>家康 三河平定を狙う
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歴史
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経済機構の掌握をめぐる家康と一向宗門の対決

『<徳川家康と戦国時代>家康 三河平定を狙う』
[著]橋場日月 [発行]学研


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 三河の天地を揺るがす「三河一向一揆」は、その年の秋に(ぼつ)(ぱつ)した。そもそも三河における(しん)(しゆう)勢力は、当初、支配者への服従を全面に出して布教活動を行っていたのだが、時代が下りこの頃になると、(ほん)(しよう)()(じよう)(ぐう)()(しよう)(まん)()の三河三ヶ寺が多くの末寺・末道場を抱えて威勢を誇っていた。一揆勃発の理由については、

()(でら)村の本證(証)寺の境内に、鳥井(じよう)(しん)といふ農商を業とする富裕の者ありしに、(中略)此者の屋敷の前に(むしろ)数十枚()きならべて、新穀物を多く干し置きたりしに、(おり)(ふし)岡崎の若侍何某とかやいひし者所用の事ありて、()()を通りしが、何とかしたりけん、乗りたる馬物に騒ぎて、其場へ駆け込み、干し置きたる新穀を(ことごと)く踏みちらし」たのが原因であるとするものや、「野寺の本證寺の境内に悪党ありしを、酒井雅楽(うたの)(すけ)、押し込みて(けん)(だん)」した結果、()(にゆう)権を犯された寺院側が憤ったのを原因とするもの、

「菅沼藤十郎近辺の砦を築きけるが、其の(ひよう)(ろう)のため、佐々木上宮寺の門前に干し置きたる穀物を(らん)(ぼう)し」たのを寺院側が憤ったためとするもの等々、様々な理由づけがなされている(以上『(さん)(しゆう)(いつ)(こう)(しゆう)(らん)()』による)。

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